引っ越しは「モノの葬式」だと思え
『まだ使えるかも』で取っておいたモノが、引っ越し費用を1万円、2万円と地味に押し上げてくる現実。
これはもう、ただの金食いゴミだと、西垣は7回目の引っ越しで悟りました。
こんにちは。引っ越しを繰り返すたびに、持ち物が減り、最終的に段ボール8箱で済む西垣です。
引っ越しって、人生の中でも屈指のストレスイベント。でもそれを少しでも楽に、そして安くする方法があります。
それが
——断捨離です。
今回は、「引っ越し前にやっておくべき断捨離術と、費用を抑えるためのコツ」を体験談ベースで紹介します。
「荷物が多い=お金がかかる」当たり前すぎる真実
見積もりのとき、引っ越し業者さんにこう言われました。
「段ボール10箱を超えると、2トントラックではキツイですね〜」
え、そんな基準なの?って思ったけど、現実でした。
トラックのサイズが上がれば、人件費・ガソリン代・時間コストが増える。つまり全部お金になる。
そのとき西垣は、何も考えずに持ち物を段ボールに詰めていたのですが…
「段ボール20箱→10箱」で見積もりが3万円も変わった。
そう、これ実話です。しかも減らしたのはほとんど“なんとなく捨てられなかったモノ”ばかり。
・買ったけど読んでない本(→メルカリ)
・デカ目の家具(→ジモティー)
・昔の手帳やノート(→処分)
・謎に取ってたケーブル類(→全部捨て)
「思い出」と「ただの過去」って、違うんですよね。
西垣の断捨離メソッド:2ヶ月前から始めるのがコツ
引っ越しが決まったら、まずやることはこれ。
【ステップ1】2ヶ月前:「ときめかないBOX」を作る
・使ってないけど、捨てるには勇気がいる
・迷ってるけど、すぐ決められない
こんな“保留組”を全部ひと箱に入れます。
2週間触らなかったら、たぶん一生触りません。
【ステップ2】1ヶ月前:「持っていく箱」を決めて詰める
先に段ボール10箱だけ用意して、そこに優先順で詰める。
入らなかったモノは、“今の自分に必要ない”可能性大。
【ステップ3】2週間前:「売るか捨てるか、今決める」
メルカリに出すなら即撮影・即出品。売れなきゃ捨てる。
時間がないと人は本気になれます。
他にもある!引っ越し費用を抑えるテクニック集
【早割が効く】2ヶ月前から引っ越し業者を探す
3月末に引っ越したい?なら1月に予約してください。
早ければ早いほど、
・早割プラン
・複数業者比較
・希望日が選びやすい
…といいこと尽くしです。
逆に、
休日や午前中、連休中、年度が変わる周辺
これらは値段が上がる要因です。
【中小業者のスキマ狙い】
大手の方が安心感あるけど、中小の方が融通が効きます。
たとえば、「2トンロング(少し大きい)」みたいな隙間プランが選べることも。
西垣はこの“2トンロング”で、ちょうどサイズがハマり、 2万程節約できました。
【紹介価格が侮れない】
友達が使った業者、地元の知り合いから紹介された業者って、紹介割があることも多いです。
西垣の場合は3人ぐらし2LDKで軽く10万は超えると思ってたのですが、「44000円で良いですよ」と。
「えっ??」
何かの聞き間違いかと思いました。もちろんエアコン類合わせるともう少しするのですが、それでも10万切り。
本当は数社見比べようと思ってたけど
即決。
引っ越しのたびに“身軽な暮らし”に近づく
7回引っ越して気づいたのは、
「荷物が減ると、迷いも減る」
という事実。
モノが多いと、選ぶ時間が増えて、管理コストも増える。
でも引っ越しは、“強制的に持ち物を選別させられるイベント”。
西垣は毎回、「捨てたけど後悔したモノ」が1つもありません。
むしろ、何もない部屋で暮らす気持ちよさの方が勝ちました。
まとめ:引っ越し=浪費じゃない。「暮らしの再設計」だ
引っ越しを“消耗”で終わらせたくないなら、
・断捨離=最大の値下げ交渉術
・モノを捨てる=自分の判断力を磨く訓練
・身軽になる=生活の質が上がる
と考えてみてください。
そして何より——
「暮らし=消耗品」という思い込みから、自分を解放しましょう。
引っ越しは、“人生の棚卸し”。 不要なモノも、不安も、一緒に置いていけたら、 次の場所はきっと、今より少し居心地がいいはずです。
(※この記事が「役に立った」「ちょっと笑えた」「癒された」なら、あなたはもう次の引っ越し成功フラグ立ってます)
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